スマホまるごと、
ガラケーのシンプルさに。
SimplePhone は、電話・メール・メッセージ・連絡先をひとつにまとめたアプリ(スマホで使う道具)です。 スマホを開くと最初に出る画面(ホーム画面)を、大きなボタンの並んだ画面に置き換えます。 どの機能も同じ見た目、同じ操作。 アプリを行き来して迷子になることが、そもそも起きません。
ここに描いたホーム画面の図は、ご家族がボタンを足した例です。初めのホーム画面のボタンは7つで、時計の左右の「左へ」「右へ」と、時計の下の点もありません(2ページ目にもボタンを置くと出ます)。
その戸惑い、本人のせいではありません
スマートフォンは、機能ごとにアプリが分かれ、切り替えるたびに違う画面を見せる作りになっています。 迷うのは当然です。
画面が急に変わっちゃって、
元に戻れないのよ
メールはどこを
押すんだったかしら
何か変なところを
押したみたいで……
SimplePhone は、この原因そのものを取り除くために作りました。→ なぜ作ったのか
なぜ作ったのか
シニア向けをうたうスマートフォンでも、困りごとの根っこは残ったままでした。 SimplePhone は、その3つに正面から答えるために作っています。
1. 機能ごとにアプリが変わるから、迷子になる
別々のアプリで、作りもバラバラ
電話・メール・連絡先・メッセージは、それぞれ別のアプリです。 ボタンの位置も、戻り方も、言葉づかいも違うので、ひとつ覚えても次に応用がききません。
さらに、アプリを切り替えるとそのアプリを前に閉じたときの画面が出てきます。 いま自分がどこにいるのか分からなくなり、「戻る」を押し続けても、どこへ戻るのか読めません。
ぜんぶ、ひとつのアプリの中に
電話・メール・メッセージ・連絡先・カメラ・リマインドを、ひとつのアプリが持っています。 ボタンの大きさと「← 戻る」の位置は、どの機能でも同じです。
そして、どの機能を使っても道すじが同じです。 ホーム画面 → 機能 → 相手。ホーム画面に戻れば、必ず振り出しに戻ります。 切り替えるたびに知らない画面が出てくることはありません。
結果として、以前の携帯電話に近い、決まった手順をなぞる操作感になります。
2. 「何をするか」より先に、「誰に」が浮かぶ
スマホは「手段 → 相手」の順
電話アプリを開いてから相手を選ぶ。メールアプリを開いてから宛先を選ぶ。 スマートフォンは、先に手段を決めさせる作りになっています。
けれど、頭に浮かぶのはいつも逆です。 「息子に連絡しよう。電話がいいかな」「娘に連絡しよう。この時間ならメールにしておこう」。 先に相手が浮かんで、あとから手段を選ぶのが自然な考え方です。
順番が逆なので、そのつど頭の中で組み替えなければなりません。この一手間が、迷いのもとになります。
同じ相手に連絡するだけなのに、毎回ちがう道を通ることになります。
お気に入りは「相手 → 手段」
ホーム画面に、よく連絡する人の名前のボタンを置きます。 押すとその人の画面が開き、そこで「電話」「メール」「メッセージ」を選びます。
思い浮かんだ順に、そのまま操作できます。 頭の中で組み替える必要がありません。
相手を選んでから、手段を選ぶ。道はひとつだけです。
3. よく連絡する相手は、そんなに多くない
同じ人とのやり取りが、3か所に散らばる
日ごろ連絡するのは、家族と親しい友人の数人です。 それなのに、その人とのやり取りは、電話なら通話履歴、メールなら受信トレイ、メッセージなら会話一覧と、 ばらばらの場所に分かれて記録されます。
「先週、息子と何を話したか」を確かめるだけで、3つの画面を行ったり来たりすることになります。
「○○さんとのやり取り」でまとめる
お気に入りに登録した人の画面では、電話・メール・メッセージが ひとつづきの時系列で並びます。 いつ電話して、何を送って、どんな返事が来たのかが、ひと目でたどれます。
連絡が来たかどうかは、その人の画面を開けば分かります。 どの機能に届いたかを覚えていなくても、その人のところを見れば済みます。
連絡する相手が限られているからこそ、機能ではなく人でまとめるほうが分かりやすい。 ここが SimplePhone のいちばんの特徴です。
4つの決めごと
「機能が少ない」のではなく、「迷いどころを置かない」ように作っています。
ボタンは大きく、文字を添える
ご本人が押すボタンには、「発信」「削除」「← 戻る」のように、何が起きるかを文字で書いています。文字の大きさは標準・大・特大から選べます。
選択肢を増やさない
ひとつの画面でいくつも枝分かれさせません。カメラは撮るだけ、電話はかけるだけ。目的ごとに道をひとつにしています。
消す前には、一度止まる
連絡先・メール・予定などを消す前と、メールを送る前には、確認が出ます。番号を押してかける電話と、メッセージの送信は、押すとすぐに動きます(メッセージは、送る前に確認を出す設定にできます)。
待たせない
連絡先もメールも端末の中に控えを持っているので、開いた瞬間に前回の内容が出ます。新しい情報は裏側で読み込んで、届いたら差し替えます。
できること
ホーム画面のボタンから、それぞれの機能を開きます。お気に入り・カメラ・リマインドのボタンは、ご家族が置いたときに出ます。
電話
大きな数字のボタンで番号を押してかけます。連絡先・履歴・お気に入りからもかけられます。
使い方 →メール
ドコモ・au・ソフトバンク・Gmail に対応。宛先は連絡先から選べて、書きかけは自動で下書き保存されます。
使い方 →メッセージ
電話番号あてに、短い文を送り合えます(SMS と呼ばれるもの)。相手ごとに会話がまとまります。写真を付けて送るには、ご家族が SimplePhone の「設定」→「メッセージ設定」で「写真を送信する」をオンにします。
使い方 →連絡先
登録は「名前」「フリガナ」「電話番号」「メール」を1画面ずつ入れる4ステップ方式。最後にまとめて直せます。
使い方 →お気に入り
よく連絡する人の名前のボタンを、ホーム画面に置けます。押すと、その人とのやり取りが1つの画面に並びます。
使い方 →通話履歴
かけた・かかってきた・出られなかった電話を、新しい順に並べます。出られなかった電話は赤で出ます。
使い方 →リマインド
毎日の「日課」と、日付のある「予定」を分けて登録します。済んでいないものは、ホーム画面の「リマインド」のボタンに数字で出ます。
使い方 →カメラ
撮る・撮り直す・保存するだけの画面です。ご家族が SimplePhone の「設定」→「メッセージ設定」で「写真を送信する」をオンにすると、撮った写真をメッセージに付けて送れます。
使い方 →離れて手伝う
離れて暮らすご家族が、パソコンからご本人のスマホの画面を見て手伝えます。初めの状態では、ご本人のスマホで「許可」を押したときだけ動きます。
使い方 →画面を見る
どの画面も、押すところが大きく、文字が読める大きさです。
離れて暮らすご家族へ
「電話で説明しても伝わらない」を減らすための仕組みを入れています。離れた場所のパソコンから、ご本人のスマホの画面を見て手伝えます。
パソコンからできること・できないこと
| パソコンからすること | できるか |
|---|---|
| ご本人のスマホの画面を、パソコンに映して見る | できます |
| ご本人のスマホの画面を切り替える(ホーム画面・連絡先・電話の画面など) | できます |
| パソコンで入れた番号を、ご本人のスマホの電話の画面に出す | できます。電話はかかりません。かけるのは、ご本人が「発信」を押したときです |
| 通話の履歴・メールの一覧・メッセージの一覧をパソコンで見る | 初めの状態ではできません。ご本人のスマホの SimplePhone の「設定」→「リモート制御設定」でオンにしたときだけできます |
| ご本人のスマホから、ご家族が選んだ番号に電話をかける | 初めの状態ではできません。上の「通話の履歴」か「メッセージの一覧」を見られるようにすると、その一覧から電話をかけられます |
| ご本人のスマホの画面を押す・文字を入れる | できません。画面は見るだけです |
| メールやメッセージを送る | できません |
操作を勝手に進めない作りです
初めの状態では、パソコンからの操作の前に、ご本人のスマホに確認が出ます。ご本人が「許可」を押したときだけ動きます。機能ごとに、使うか使わないかも切り替えられます。
使うには、ご家族がご本人のスマホで一度だけ準備をします。4桁の PIN(暗証番号)を決めて、スマホを見分けるための長い英数字(デバイスID)を控えます。手順ははじめの準備に、使い方は離れて手伝うのページにあります。
離れて手伝う方法を見る実行しますか?
「ご家族が、パソコンからこのスマホの画面をホーム画面に切り替えようとしています。よいですか」という意味です。30秒たっても押さないと、「拒否」と同じになります。
動作環境と、はじめる前に
| 対応OS | Android 14 以降 |
|---|---|
| 入手先 | T.B.D. |
| 画面の向き | 縦画面のみ(回転しません) |
| ホームアプリ | スマホを開くと最初に出る画面(ホーム画面)を、SimplePhone にできます。そうすると、画面の下のまん中の丸いボタンで SimplePhone に戻ります |
| メール | ドコモ/au/ソフトバンク(Eメール(i))/Gmail。Gmail は、Google のアカウント(Google のサービスを使うための登録)でログインします |
| メッセージ | SMS・MMS(電話番号あての短い文と、写真付きのもの)。送り受けするには、スマホの「既定の SMS アプリ」(メッセージを受け持つアプリ)を SimplePhone にする必要があります |
| 必要な権限 | スマホの機能を使うための許可です。電話・連絡先・SMS・カメラ・通知(お知らせ)など。初めて開いたときに、許可を求める確認が出ます |
入れ方から、ご本人に渡すまでの手順は、はじめの準備にまとめています。
データはスマホの中に置いています
連絡先・通話履歴・メッセージは、スマホの中に保存しています。離れて手伝う仕組みを使うと、画面の映像や、ご本人のスマホで許可した情報が、ご家族のパソコンへ送られます。メールやメッセージの一覧を送る機能は、初めの状態では使えません。
まずは、ここから読んでください
スマホを渡された方は「渡されたスマホの使い方(ご本人)」から、準備をするご家族は「はじめの準備(ご家族)」からどうぞ。
改訂履歴
- 2026年10月 まだ決まっていない・確かめていない内容を「T.B.D.」と書きました。
- 2026年10月 初めて使う方とご家族が迷わないように、全体を書き直しました。入口を「ご本人」と「ご家族」に分けました。